Mi様邸土蔵改修工事
飛騨の伝統的な土蔵を、松木建築がリノベーション。
歴史ある佇まいを尊重しつつ、大きな窓やモダンなドアで現代の暮らしやすさをプラス。
古材と新しい素材が響きあう空間です。
M様邸 土蔵改修工事:歴史をまとい、未来を灯す。蔵が生まれ変わった、特別な空間
どっしりと風格を漂わせる、真っ白な漆喰(しっくい)の壁。
黒く塗られた腰壁や柱が、その輪郭を引き締める。
一目で「蔵だ」とわかる、日本の伝統的な建築美。
しかし、よく見ると、そこには新しい息吹が吹き込まれています。
明るい木目のモダンなドア、壁にはめ込まれた大きな窓ガラス…。
M様邸の土蔵改修は、ただ古いものを残すのではなく、歴史への敬意を払いながら、現代の暮らしにフィットする新たな価値を創造する試みです。
扉の向こうは、驚きと発見に満ちた世界
重厚な木のドアを開けると、まず目に飛び込んでくるのは、インテリアとして大胆に配置された、元々の蔵の扉。
分厚く、頑丈そうなその姿は、この建物が刻んできた時間の長さを物語ります。
白い壁面が、空間に明るさとモダンな印象をプラス。
全体的にダークな色調でまとめられた床や天井が、落ち着いた「隠れ家」のような雰囲気を醸し出す一方で、効果的に配置された窓や照明が、心地よい光をもたらします。
古いものと新しいもの、暗い色と明るい色、重厚感と軽やかさ…。
様々な要素が絶妙なバランスで共存し、他では決して味わえない、ユニークで魅力的な空間が広がっています。
職人の技と遊び心
新しく取り付けられたドアには、一枚板を大胆に使ったデザインも。
木の持つ自然な力強さ、美しさが、空間に温かみと個性を与えています。
機能的なステンレスのカウンターなど、現代的な設備も、蔵の持つ雰囲気を壊すことなく、スマートに設置。
古い素材を活かし、新しい素材を巧みに組み合わせる。
そこには、素材の特性を知り尽くした松木建築の、確かな技術と、デザインを楽しむ遊び心が光ります。
可能性は無限大
書斎として、趣味を楽しむアトリエとして、大切なゲストをもてなす特別な部屋として、あるいは、家族だけの秘密基地として…。
この蔵から生まれ変わった空間は、住む人のライフスタイルに合わせて、様々な表情を見せてくれるでしょう。
歴史を受け継ぎ、新しい物語を紡いでいく。
松木建築の土蔵改修は、建物に眠る記憶と価値を、未来へと繋ぐお手伝いをします。
ご自宅に眠る古い蔵や建物も、こんな風に生まれ変わるかもしれません。