新年あけましておめでとうございます。
昨年、7月ドイツのパッシブハウス研究所を訪ねました。
環境先進国ドイツの建物の視察と、建物に対する考え方などを学びました。
パッシブハウスとは、ドイツのの物理学者ファイスト博士が導き出した、家の省エネ基準で、CO2の排出を抑え、気候変動を止める為、家の燃費はこれくらいに抑えなくてはいけないといった基準を充たす建物です。
日本でもネットゼロエネルギーハウスやゼロエネルギーハウスなど、よく耳にしますがドイツでは、もっと早くから取り組んでいるようです。
今、日本では年間17,000人もの人がヒートショックで亡くなり、交通事故で亡くなる人の3~4倍多いそうです。
冬場のお風呂、トイレは危険な場所で、これからの住宅を造るうえで、温度のバリアフリー化の対策が必要になります。
建物の断熱、気密、方位、庇による日射遮蔽、開口部の充実、換気によって奪われる熱など、一つ一つ考慮し、計算して性能の良い快適な住宅が求められていく時代になるようです。
今年も、微力ながら、この地域にあった燃費のいい住まい造りのお手伝いを目指して参ります、ご指導、ご支援のほど、よろしくお願い致します。
(写真はドイツ ハイデルベルグのパッシブハウス基準を充たした幼稚園です)